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長野県松本市 天守84階
82 名前: 雪ん子 投稿日: 2009/09/26(土) 09:54:53 ID:./oNmf/w [ softbank221022218195.bbtec.net ]

飼い犬処分後絶たず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20090924-OYT8T01065.htm

身勝手な理由「自覚持って」

 県内に約13万頭いる飼い犬。大切にされる多くの犬がいる一方、飼い主の身勝手な理由で殺処分されるケースも数多い。犬の殺処分の現場を訪
ねた。(永瀬章人)

 安曇野市三郷の田園地帯の一角に煙突を備えた施設が建つ。保健所で保護された犬などを殺処分する県内4か所の施設の一つ、「県中信犬等管
理所」だ。

 同管理所では毎週水曜日に殺処分を行っている。この日連れてこられたのは、白と茶色のセッター。11歳のメスで、左目に腫瘍(しゅよう)ができた
ことから、飼い主が「もう飼えない」と県松本保健所に処分を依頼したという。

 移動用ゲージの中で犬は不安気に動き回る。ベルトコンベヤーに運ばれて、ゲージは縦横約1・5メートルの緑色の金属製の機械の中に入った。

 職員の操作で上からゆっくりと扉が閉められると、「シューッ」という音と共に、炭酸ガスが注入された。犬はしばらく動き回っていたが、2分ほどで倒
れると、激しく体をけいれんさせてやがて動かなくなった。

 殺処分にかかる時間は約8分間。脳の機能が停止して意識がなくなり、苦しまずに死に至るという。県松本保健所課長補佐の猪瀬充啓さん(58)は
「好きでやっている人はいない。苦しまないとはいえ、犬も飼い主の腕の中で死ぬ方が幸せだと思う」と話す。

 県食品・生活衛生課などによると、2008年度の犬の保護数は、計1891頭。そのうち約2割が飼い主からの引き取りだ。返還率や譲渡率も年々上
昇しているが、08年度も保護数の約3割の607頭が殺処分された。一方、猫は野良猫が多く、約9割が、殺処分されてしまう。

 少しでも殺処分を減らそうと、各保健所はホームページで保護した犬の写真を公開し、最大約4週間かけて飼い主や譲渡先を探している。

 だが、「引っ越しのために飼えなくなった」「飼い犬にかまれた」などの理由で処分される飼い犬は後を絶たない。年末の大掃除の際に「不要になっ
た」と連れてくる人すらいるという。

 県松本保健所の森谷毅・主任獣医師(34)は、「飼い主の方が終生飼っていただけるなら、殺処分するための施設はいらない。もっと一人一人が自
覚を持ってほしい」と訴えている。

(2009年9月25日 読売新聞)